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27.デジタルアート販売用の作品を作る際のポイント【解像度・サイズ・フォーマット】

更新日:3月31日




デジタルアート販売を成功させるためには、作品の見た目だけでなく、解像度やサイズ、ファイルフォーマットの適切な設定が不可欠です。高品質なデジタルアートを提供することで、購入者の満足度を高め、リピーターを獲得することができます。本記事では、デジタルアート販売における適切な解像度・サイズ・フォーマットについて詳しく解説します。


27−1.デジタルアート販売に適した解像度とは?

① 解像度とは?

解像度とは、画像の細かさを表す指標で、単位は「dpi(dots per inch)」または「ppi(pixels per inch)」で表されます。デジタルアート販売では、使用目的に応じて最適な解像度を選ぶことが重要です。


計算式としては、

解像度(dpi)=画像サイズ(ピクセル)÷印刷サイズ(センチメートル)×2.54(センチメートル)で求められます。


② 解像度の目安


使用目的

推奨解像度

Web用 (SNSや壁紙)

72dpi

印刷用 (ポスターやキャンバス)

300dpi以上

高品質印刷 (美術作品やグッズ)

600dpi以上

注意点:

  • Web用では72dpiで十分ですが、購入者が印刷する可能性を考慮して、高解像度で提供するのが望ましいです。

  • 印刷用のデジタルアートを販売する場合、解像度が低すぎると仕上がりがぼやけるため、最低でも300dpiに設定しましょう。



27−2.デジタルアート販売に適したサイズ


① サイズの選び方

デジタルアート販売では、購入者がどのように利用するかを考慮してサイズを決めることが大切です。一般的な用途別の推奨サイズを紹介します。

(1) Web用サイズ

  • スマホ壁紙:1080×1920px

  • PC壁紙:1920×1080px / 2560×1440px

  • SNS投稿:1080 × 1350 px(Instagram)


(2) 印刷用サイズ

  • A0〜A3、B0〜B3:一般的なポスターサイズ

  • M、P、F、Sの規格サイズ:キャンバスアート向け

    M→P→F→Sの順に、長方形から正方形へと近づいていきます。


    注意点:

  • 印刷用デジタルアートは、購入者が自由にサイズ変更できるように、なるべく大きめのサイズで提供するのがベストです。

  • サイズが大きすぎるとデータ容量が増えるため、販売サイトの制限も考慮しましょう。



27−3.デジタルアート販売に適したフォーマット


① 各フォーマットの特徴

デジタルアート販売では、どのファイル形式で作品を提供するかも重要です。それぞれの特徴を理解し、適切なフォーマットを選びましょう。

ファイル形式

特徴

推奨用途

JPEG

ファイルサイズが小さく、広く使われる

Web用、SNS投稿

PNG

透過背景が可能、高画質

壁紙、印刷用

PSD

レイヤー保持、編集可能

購入者が編集する用途

PDF

印刷時に品質が保たれる

印刷用

TIFF

非圧縮で高画質

高品質な印刷向け

② どのフォーマットを選ぶべきか?

  • SNS投稿やWeb用 → JPEGまたはPNG

  • 印刷用デジタルアート販売 → PNGやPDFまたはTIFF

  • 編集可能なアート販売 → PSD

注意点:

  • PNGは透過背景が使えるため、ロゴやスタンプ販売に最適。

  • 印刷用ならPNGやPDF、TIFFを推奨。JPEGは劣化が生じるため注意。

  • PSDはレイヤー付きで提供できるが、購入者がソフトを持っているか確認する必要あり。


▪️ まとめ

デジタルアート販売において、解像度・サイズ・フォーマットは作品のクオリティに大きく関わる重要な要素です。購入者が求める用途に応じたデータ設定を行うことで、より満足度の高いデジタルアート販売が可能になります。

  • 解像度は用途に応じて適切に設定(印刷なら300dpi以上)。

  • サイズはできるだけ大きめで提供し、印刷にも対応できるように。

  • フォーマットはJPEG・PNG・PDF・TIFF・PSDを用途に応じて選択。


これらのポイントを押さえ、より高品質なデジタルアート販売を目指しましょう!


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